【主旨】 少量血液によるバイオマーカー分析は、患者の負担を大幅に軽減しながら、
高精度な診断を可能にする技術として注目されています。
特に、指先からの微量採血でがんや感染症、糖尿病などの早期診断が可能になれば、
病院に行かずとも健康管理ができるようになります。
これに対応する小型デバイスの開発も進んでおり、遠隔地、災害時などでも簡便に
検査が行えることが期待されています。
今回は、過去の「Tonomachi Café」におけるバイオマーカーをテーマとした繋がりから、
AIRBIC(新川崎)の研究者の方より、本テーマについてご講演いただきます。
併せて参加者とのディスカッション・情報交換の場を設けます。
【概要】
1.日時:2025年3月18日(火) 16:00-17:30
2.形式:オンサイト開催 (配信はありません)
3.会場:LINK-Jラウンジ
( Googleマップ https://maps.app.goo.gl/thwyWx5oJ8aunGdv5 )
〒210-0821 川崎市川崎区殿町3-25-10
Research Gate Building TONOMACHI(RGBⅡ)1F
4.定員:30名(先着順)
5.参 加 費:無料
6.参加申込:参加・聴講を希望される方は事前の申し込みが必要です。
https://ws.formzu.net/fgen/S59146404/
7.申込締切:2025年3月17日(月)17時
※定員に達し次第受付を終了する場合があります。
8.参加方法:受付に名刺2枚をご持参ください。
受付開始 15:30~
【プログラム】
16:00 開会 開会挨拶・注意事項 事務局
16:05-16:45 「超低価格な自動分析装置が遠隔医療における検体検査を可能にする」
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 特任准教授
熊本大学 半導体・デジタル研究教育機構 特任教授
笠間 敏博 先生
【要旨】COVID-19のパンデミックを契機に、遠隔医療に関する法整備が急速に進み、
病院の検査室レベルの分析を家庭で実現することへの期待が高まっている。その実現には、
採血に注射器が不要であること、分析の自動化、装置の低価格化、メンテナンスフリー、
テストキットの量産といった複数の課題を克服する必要がある。
本講演では、これらすべてを解決し、スマートフォン用モバイルバッテリーで
動作可能な小型分析装置を紹介する。
この装置は、家庭での日常使用のみならず、地震などの大規模災害による停電時にも
活用可能である。
避難所から被災を免れた医療機関へ迅速に検査結果を送信することで、
緊急時の医療支援に大きく寄与できると考えている。
16:45-17:00 フリーディスカッション・意見交換会
17:00 閉会(中締め)
17:00- カフェタイム
【注意事項】
・参加者は感染防止対策にご協力ください。
・不測事態(事故や天災地変など)の事由で主催者の判断により開催の中止や運営方法の変更を
する場合があります。
・当日の様子は、報告等の資料作成のため、主催者側にて記録を保存させていただきます。
・参加者による撮影、録音、録画は固くお断りします。
・ライブ、アーカイブとも配信や資料の配布はありません。