開催期間 | 2024年7月26日 (金) |
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開催時間 | 15:30 ~ 17:00 |
【主旨】現在、放射性同位体を含む放射性医薬品の開発が活発化しており、中でも、治療
(Therapy )と診断(Diagnostics)を同時に達成可能なセラノスティクス(Theranostics)
が注目を集めています。放射性医薬品は、放射線を利用するという特殊性から、その性質
に合わせた品質・安全性評価が求められています。今回はキングスカイフロントに立地す
る国立医薬品食品衛生研究所から、現在の取り組みと今後の課題についてご講演をいただ
きます。併せて参加者とのディスカッション・情報交換の場を設けます。
【概要】
1.日 時 2024年 7月26日(金) 15:30-17:00
2.形 式 オンサイト開催 (配信はありません)
3.会 場 LINK-J ラウンジ
( Google マップ https://maps.app.goo.gl/thwyWx5oJ8aunGdv5 )
〒210-0821 川崎市川崎区殿町3-25-10
Research Gate Building TONOMACHI(RGBⅡ) 1 階
4.定 員 30 名(先着順)
5.参加費 無料
6.参加申込 参加・聴講を希望される方は事前の申し込みが必要です。
申込はこちら⇒ https://ws.formzu.net/fgen/S60373056/
7.申込締切 2024年 7月25日(木) 17 時
※定員に達し次第受付を終了する場合があります。
8.参加方法 受付に名刺2枚をご持参ください。 受付開始 15:15~
【プログラム】
15:30- 開会 開会挨拶・注意事項 事務局
15:30-16:00 講演1 「放射性医薬品の標準的分析法に関する研究」
国立医薬品食品衛生研究所 有機化学部 室長 三澤 隆史 先生
【概要】近年、α線核種を利用した放射性医薬品が、がん治療において優れた効
果を示すことが明らかになり、α線内用療法を中心に放射性医薬品の開
発が精力的に進められている。放射性医薬品は優れた治療効果を示す一
方で、国内における規制ガイドラインが整備されていないことが開発の
ボトルネックとなっている。本講演では、放射性医薬品の開発動向に加
え、放射性医薬品の品質・安全性向上に資する試験法の設定など、国立
医薬品食品衛生研究所の取り組みと今後の課題について議論したい。
16:00-16:30 講演2 「インビボ放射性医薬品の特徴と研究/開発における課題」
日本放射性医薬品協会 総務委員長 片倉 博 氏
【概要】インビボ放射性医薬品は特定病巣に対して指向性が上昇/低下する物質
に放射性核種を結合し、そこから放出される放射線が薬理作用を示す医
薬品であり、それらの組み合わせによって様々な臓器の疾病における診
断/治療に用いられる。使用する放射性核種は一般的に極めて短い半減期
を有している点、また有効成分量が非常に少ない点、規制面では薬事関
連法令法令のみならず放射線関連法令の遵守も求められる点など、他の
医薬品とは異なる特徴を多く有する。今回はインビボ放射性医薬品の概
論に加え、研究/開発における課題を中心に紹介する。
16:30-17:00 フリーディスカッション・意見交換会
17:00- 閉会(中締め)
17:00- カフェタイム
【注意事項】
・参加者は感染防止対策にご協力ください。
・不測事態(事故や天災地変など)の事由で主催者の判断により開催の中止や運営方法の変更
をする場合があります。
・当日の様子は、報告等の資料作成のため、主催者側にて記録を保存させていただきます。
・参加者による撮影、録音、録画は固くお断りします。
・ライブ、アーカイブとも配信や資料の配布はありません。