【主旨】バイオマーカーは、「通常の生物学的過程、病理学的過程、もしくは治療的介入に対す
る薬理学的応答の指標」と定義され、医薬品開発に限らず、健康食品等、様々な分野で探索と
実用化が取り組まれています。近年のデバイスや分析手法の高度化により、少量の血液からの
測定、それに伴う利用法の多角化が期待できるようになりました。そこで、国立医薬品食品衛
生研究所から、その研究開発と標準化のアイデアについてご講演をいただきます。併せて、立
地機関とのディスカッション・情報交換の場を設けます。
【概要】
1.日 時 2024年 5月 30日(木) 16:00-17:20
2.形 式 オンサイト開催 (配信はありません)
3.会 場 LINK-J ラウンジ
( Google マップ https://maps.app.goo.gl/thwyWx5oJ8aunGdv5 )
〒210-0821 川崎市川崎区殿町3-25-10
Research Gate Building TONOMACHI(RGBⅡ) 1 階
4.定 員 30 名(先着順)
5.参加費 無料
6.参加申込 参加・聴講を希望される方は事前の申し込みが必要です。
申込はこちら⇒ https://ws.formzu.net/fgen/S57237518/
7.申込締切 2024年 5月 29日(水) 17 時
※定員に達し次第受付を終了する場合があります。
8.参加方法 受付に名刺2枚をご持参ください。 受付開始 15:45~
【プログラム】
16:00 開会 開会挨拶・注意事項 事務局
16:05-16:35 講演 「少量採血を用いたバイオマーカー分析法の開発」
国立医薬品食品衛生研究所 医薬安全科学部 室長 齊藤 公亮 先生
【概要】バイオマーカーは、「通常の生物学的過程、病理学的過程、もしくは
治療的介入に対する薬理学的応答の指標」と定義されている。バイオ
マーカー探索とその実用化は、医薬品開発に限らず、健康食品等の食
品分野をはじめ様々な分野において、企業、アカデミアを問わず取り
組まれてきた。ヒトにおけるバイオマーカー開発はそのほとんどで血
液が用いられているが、近年ではデバイスの高度化や分析手法の高度
化により、少量採血を用いた多種類のバイオマーカー分析、また自己
採血による微量採血を用いたバイオマーカー分析が現実味を帯びてき
た。そこで、殿町地区での連携を通した手法論の標準化を目指したい。
16:35-16:50 トピックス 「リキッドバイオプシー -血液によるがんの解析-」
株式会社Cancer Precision Medicine
業務マネジメントグループ 営業支援チーム 村上 愛 氏
【概要】血液等の体液を用いて診断や治療法の選択、治療効果の予測等を行う
手法を、リキッドバイオプシーという。血液を用いたリキッドバイオ
プシーによるがん検査は、内視鏡や針により組織を採取する従来の組
織生検にくらべ、体への負担が小さく、採取した組織の一部の情報だ
けでなく体全体の情報をリアルタイムに把握できるという利点がある。
今回、リキッドバイオプシーによる当社がん検査および受託解析サー
ビスについてご紹介する。
16:50-17:20 フリーディスカッション・意見交換会
17:20 閉会(中締め)
17:20- カフェタイム
【注意事項】
・参加者は感染防止対策にご協力ください。
・不測事態(事故や天災地変など)の事由で主催者の判断により開催の中止や運営方法の変更
をする場合があります。
・当日の様子は、報告等の資料作成のため、主催者側にて記録を保存させていただきます。
・参加者による撮影、録音、録画は固くお断りします。
・ライブ、アーカイブとも配信はありません。