多様性を重視し、世界に羽ばたくedgeの効いた方々をお招きするシリーズ。今回は、再生医療分野においてグローバルに展開している2社からキーパーソンのお二人がご登壇。
開催概要
【開催日時】 2024年 5月15日(水)12:30~14:00
【会場】 Zoom
【定員】 500人
【主催】 (一財)バイオインダストリー協会
【後援】 (公社)日本農芸化学会(予定)
協賛:日本生物工学会(予定)
本シリーズは多様性を重視し、国内バイオ企業の研究者、リーダー、海外勤務や外資系企業研究者、スタートアップ創業者、エンジェルなど、バイオ産業の推進と産業実装に従事している世界に羽ばたくedgeの効いた方々をお招きし、登壇者も聴講者もお互いにencourageし合うことを目指す。 今回は再生医療分野においてグローバルに展開している2社からキーパーソンのお二人に登壇いただく。【講演25分+質疑応答5分】
プログラム
12:30~12:35
趣旨説明
Coordinator:新城 雅子 氏(奈良先端科学技術大学院大学 客員教授)
12:35~13:05
ロート製薬の再生医療R&Dについて(仮)
黒木 輝 氏(ロート製薬(株) 再生医療研究企画部 企画戦略グループ)
ロート製薬は2013年に再生医療領域に進出し、間葉系幹細胞製剤の臨床開発を進めている。2024年現在では国内に複数の製造拠点を有し、自社の再生医療等製品の開発に加え、細胞受託加工サービスや幹細胞培養用培地の販売等、自社のノウハウを幅広く社会還元することで、わが国の再生医療の産業化や国際競争力の強化にも貢献している。このような技術開発や活動の成果が認められ、2024年3月には日本再生医療学会による「再生医療イノベーションAward(Established Company部門)」を受賞した。加えて、近年は産学連携を加速すべく複数のクロスイノベーション拠点に積極的に参画し、革新的な技術開発とトランスレーショナルリサーチに取り組んでいる。その中でも演者はロート製薬の初の海外における基礎研究拠点「樂敦尖端研究香港」(Rohto Advanced Research Hong Kong、以下、ロート香港)の立ち上げと運営に携わった。本セミナーでは自身のこれまでの研究員としてのキャリアや香港での経験から得た学びや気づき、今後取り組んでいきたいことを紹介する。
*1 https://arhk.rohto.com/
13:05~13:35
世界初の変形性膝関節症に対する同種軟骨細胞シートの事業化を目指して
橋本 せつ子 氏((株)セルシード 代表取締役社長)
(株)セルシードは、細胞シート工学という日本発の革新的再生医療技術を基盤として様々な細胞シート再生医療製品を開発し、製品化することで日本だけでなく世界の医療へ貢献することを目指している。
また東海大学 佐藤正人教授が開発した同種(他家)軟骨細胞シートの研究成果を引き継ぎ、変形性膝関節症の根本治療を目指して再生医療製品の開発を進めている。細胞シート製造のための商業利用可能なマスターセルバンクを構築し、2023年9月に第3相試験の治験届を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出した。この開発の経緯を報告する。
再生医療支援事業として、温度応答性ポリマーを用いた細胞培養器材の開発、製造、販売を行っており、さらに自社の細胞培養センターにおいて細胞シートの製造受託サービスも展開している。
また、細胞シート工学の研究者コミュニティを拡大するために2年に1度細胞シート工学イノベーションフォーラム*2 を開催し、特に若手研究者の研究発表を表彰している。フォーラムの様子も紹介する。
*2 https://www.cellseed.com/company/forum.html
13:35~14:00
クロストーク
Coordinator:新城 雅子 氏(奈良先端科学技術大学院大学 客員教授)
※講演プログラム・講師について ⇒ こちら をご参照下さい。(PDF 1,033KB)
参加方法
講演会参加費
無料
お申し込み
マイページにログイン後、最下部の申込ボタンからお申込み下さい。
※セミナーのお申し込みには、会員・非会員問わず、マイページのご登録が必要となっております。
こちら よりご登録をお願いいたします。
マイページ登録には数日お時間をいただく場合がございます。お早めにマイページ登録をお申し込みください。
お申し込み締め切り
5月13日(日)
※参加者名簿は主催者・講師等で共有いたします。
※参加登録完了後に申込完了メール、前日にリマインドメールを送信いたします。
※セミナーURLは申込完了メールとリマインドメールメールに添付いたします。
※メールが届かない場合は、下記担当者にご連絡下さい。
詳細
詳細は下記サイトをご確認ください。