近年活発な研究・開発が推し進められている核酸創薬分野において、新たな視点で研究開発取り組まれている東京工業大学大窪先生、長崎大学山吉先生、富士フイルム和光純薬、島津製作所からそれぞれの活動・現状・展望等についてお話を伺う機会を設けます。また、併せて、当日会場となるShimadzu Tokyo Innovation Plazano ラボ見学ツアーを設けます。
1.日 時 2024 年3 月13 日(水)15 時~18 時30 分
2.形 式 会場とZoom Webinar によるハイブリッド開催
3.会 場 Shimadzu Tokyo Innovation Plaza
〒210-0821神奈川県川崎市川崎区殿町3 丁目25-40
https://www.shimadzu.co.jp/aboutus/company/access/tonomachi.html
4.定 員 会場100 名(内ラボ見学60 名) オンライン 200 名(Zoom Webinar)
5.参加費 無料
6.参加申込 参加・聴講を希望される方は事前の申し込みが必要です。
申込はこちらhttps://ws.formzu.net/fgen/S16998954/
7.申込締切 2024 年3 月11 日(月) 17 時
※申し込み人数が定員に達し次第受付を終了する場合があります。
※Webinar参加情報については、前日までに申し込みされた方にご案内いたし
ます。
8.参加方法 <オンサイト参加>
開始時間までに会場にお越しください。
受付時に名刺2 枚をご持参ください。 受付開始 14:45~
<オンライン参加>
参加申し込み後に事務局から送信されるZoomウェビナーの参加URLとパス
コードでご入室ください
注意事項
・参加者は感染防止対策にご協力ください。
・不測事態(事故や天災地変など)の事由で主催者の判断により開催の中止や運営方法の変更
をする場合があります。
・報告等の資料作成のため、当日の様子について主催者側で記録を取らせていただきます。
・参加者による撮影、録音、録画は固くお断りします。
・アーカイブ配信はありません。
・Q&A の投稿により、Web 参加の方も質疑応答にご参加いただけます。
【プログラム】
14:45 開場
15:00-15:05 開会挨拶 IMD2 事務局
15:05-15:45 講演 「次世代の核酸テクノロジーを支える新規核酸合成法の開発」
東京工業大学 生命理工学院 准教授 大窪 章寛 先生
【概要】近年の核酸関連研究の進展は目覚ましく、これまでに、核酸医薬をはじ
め、 有用な人工核酸が多数報告されている。一方で、ゲノムサイズのDNA や
長鎖RNA 医薬、合成条件で不安定な修飾核酸など、汎用されている合成手法
では効率よく合成できないものも多い。我々はこの問題点を克服する種々の新
規核酸合成法を開発してきたのでその一部を紹介する。
15:45-16:25 講演 「エクソソームをハイジャックする新しい核酸医薬の創製と物質共生」
長崎大学 医歯薬学総合研究科 教授 山吉 麻子 先生
【概要】創薬モダリティーの多様化が進行している中においても、多くのモダリ
ティにおいて、その標的細胞・組織への送達技術が求められている。本講演
では、細胞外小胞の一種であるエクソソームをハイジャックする新しい核酸医
薬について紹介し、本法の他モダリティへの展開例についても示したい。
また、近年、講演者が注力している物質共生(マテリアルと生体の共生状態)
に関与する学理構築についても併せて紹介する。
16:25-16:40 製品紹介 「富士フイルム和光純薬の核酸合成用試薬のご紹介」
富士フイルム和光純薬株式会社 R&D マーケティング本部 マテリアル戦略部
係長 小林 華香 氏
16:40-16:55 製品紹介 「オリゴ核酸の評価技術」
株式会社島津製作所 Solutions COE 医薬G 久保田 諒 氏
17:00-17:40 ラボ見学 Shimadzu Tokyo Innovation Plaza (希望者)
17:40-17:45 閉会
17:45-18:30 情報・名刺交換会(会場参加者のみ)
主催:公益財団法人川崎市産業振興財団 中分子創薬に関わる次世代産業研究会 (IMD2)
共催:川崎市、Greater Tokyo Biocommunity (GTB)