令和5年度 「次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業」に係る公募について

支援情報1(補助金・助成制度等) 公的機関
ksf-ryutaro-kurusu

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公益財団法人 川崎市産業振興財団 殿町キングスカイフロントクラスター事業部

基本情報

公募の段階公募
開発フェーズ応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験
分野医療機器・ヘルスケアプロジェクト
公募締め切り令和6年3月4日(月) 13時【厳守】
※スタートアップ(SU)人材育成支援の締め切りです。スタートアップ(SU)ヘルステック研究開発の締め切りは3月6日(水)13時です。
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関及び研究者のそれぞれにおいて新規登録手続きや提出に係る承認作業等が必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。
AMEDではe-Radに登録された研究提案情報をダウンロードして評価システムに組み入れています。提案書の記載情報とe-Radへの入力情報に齟齬がないよう、提案前に双方の記載内容を十分確認してください。
お問い合わせ先国立研究開発法人日本医療研究開発機構 医療機器・ヘルスケア事業部 医療機器研究開発課・ヘルスケア研究開発課 次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業 担当E-mail: W-kiki“AT”amed.go.jp備考:※お問い合わせは必ずE-mailでお願いいたします。
(電話およびFAXでのお問い合わせは受け付けできません。)
※E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。
※メールタイトル文頭に必ず【R5次世代SU】と記載をお願いいたします。

公募内容

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)では、令和5年度『次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業』を実施する研究機関を公募します。

事業概要

我が国において、ヘルステック領域における理想的なスタートアップ・エコシステムを構築し、スタートアップ企業によるイノベーションの牽引を加速化させるには、魅力的なスタートアップ企業の創出と、これらのスタートアップ企業が開発する機器の実用化を促進していくことが必要です。
このため、本事業ではヘルステック領域において起業を目指すアカデミアや民間企業に所属する研究者・研究職に対して、ヘルステック開発に係る研究開発資金の支援を行うとともに、個別の研究開発課題に対して、各分野の専門家や起業経験者、ベンチャーキャピタル(VC)等で構成される伴走支援コンソーシアムによる支援を行い、革新的なヘルステック開発を行うスタートアップ企業を創出することを目指します。
同時に、これらのスタートアップ企業が断続的に資金調達を実現し、最終的にEXITできる環境を構築するため、起業人材と起業経験者、VC、アカデミア、大企業等の間でのネットワーク形成を行い、理想的なエコシステムの構築を目指します。

公募詳細

詳細は公募要領の第2章 公募対象課題を参照してください。

1.研究開発費の規模・研究開発期間・採択課題予定数等について

スタートアップ(SU)人材育成支援

分野、領域、テーマ等研究開発費の規模
(間接経費を含まず)
研究開発実施
予定期間
新規採択課題
予定数
SU人材育成支援1課題当たり
令和6年度:
年間110,000千円(上限)
令和7~8年度:
年間135,000千円(上限)
令和9年度
年間110,000千円(上限)
令和6年6月

令和9年度末
0~1課題

(注)委託研究開発事業。下記を上限として間接経費を追加で充当します。

  • 大学・研究機関等:直接経費の30%に当たる金額
  • 中小企業等:直接経費の20%に当たる金額
  • 上記以外:直接経費の10%に当たる金額

スタートアップ(SU)ヘルステック研究開発

分野等、公募研究開発課題補助事業費の規模
(間接経費を含まず)
研究開発実施
予定期間
新規採択課題
予定数
プログラム医療機器
研究開発 
1課題当たり
年間15,000千円(上限)
ただし、2年目、補助事業実施計画に基づき臨床試験を実施する場合は、年間33,000千円(上限)
令和6年6月

令和7年度末
0~4課題程度
医療機器研究開発1課題当たり
年間15,000千円(上限)
ただし、2年目、補助事業実施計画に基づき、臨床試験、大型動物試験を実施する場合は、年間33,000千円(上限)
令和6年6月

令和7年度末
0~4課題程度
ヘルスケア関連製品・サービス研究開発1課題当たり
年間15,000千円(上限)
また、2年目、補助事業実施計画に基づき、実社会環境での実証試験を実施する場合は、年間30,000千円(上限)
令和6年6月

令和7年度末
0~2課題程度

(注)定額100%補助事業。下記を上限として間接経費を追加で充当します。

  • 大学・研究機関等:直接経費の30%に当たる金額
  • 中小企業等:直接経費の20%に当たる金額
  • 上記以外:直接経費の10%に当たる金額

2.公募対象となる研究開発課題の概要について

スタートアップ(SU)人材育成支援

ヘルステック領域において起業を目指す研究者・研究職に対して、起業に必要な知識の教育及び、各分野の専門家や起業経験者、VC、人材バンク、企業等での医療機器開発経験者等で構成される伴走支援コンソーシアムによる支援を実施する。個別の研究開発課題に対して、各課題に担当者(医療機器開発等に精通している者)を置き、課題の進捗管理をすると共に、問題点を把握し、専門家のメンタリングを設定するなど、革新的なヘルステック開発を行うスタートアップ企業を創出する支援をする。また、年1回以上の公式な場での発表会の設定を必須とします。
AMED、経済産業省に対して、各課題の進捗、支援プログラムの進捗状況を毎月1回報告する。また、PS、PO、AMED、経済産業省の要望に可能な限り対応すること。さらに、SUヘルステック研究開発の育成に関して第三者機関を用いて客観的評価を実施し、人材育成支援のプログラムの見直しを毎年行い、必要に応じて、第三者機関の意見を基にPS、POと協議の上、計画を変更する。支援課題数は、予算によって変動するが、最低でも20課題程度(35課題程度まで対応できること)の支援ができるキャパシティーを維持すること。また、研究代表者(または、別途指名する代行者1名)が、すべての分担機関の状況及び、SUヘルステック研究開発研究者の状況を常に把握できる体制をとり、AMEDや経産省の指示や問い合わせにすみやかに対応することを必須とします。詳細は公募要領の第2章 公募対象課題を参照してください。

スタートアップ(SU)ヘルステック研究開発

(1) プログラム医療機器研究開発
従来の診断・治療フローを大幅に改善する革新的なプログラム医療機器、治療困難な疾患に対するプログラム治療機器等で、開発する機器のコンセプト決定が既に完了している研究開発を対象とする。PMDA相談実施済みで、補助事業期間2年目において臨床試験を実施する研究開発課題が望ましい。
事業期間中にEXITを見据えた事業計画書を作成することを必須とし、事業計画書に基づく起業を目指します。さらに、事業終了後1年以内の資金調達の実現、事業終了後3年以内に臨床研究・治験への移行、または、5年以内に上市、臨床研究・治験実施の場合は7年以内に上市を目標とします。

(2) 医療機器研究開発
従来の診断・治療フローを大幅に改善する革新的な医療機器や、治療困難な疾患に対する治療機器、革新的な埋め込みデバイスなど、他社が容易に開発に踏み切れないほど開発リスクが高く、一方で成功すれば大きなリターンを見込める機器の開発を主な対象とし、開発する機器のコンセプト決定が既に完了している研究開発を対象とする。承認品目に該当するクラス2の医療機器、クラス3,クラス4の医療機器が望ましい。PMDA相談実施済みで、上市までに臨床試験を要する機器の研究開発が望ましく、補助事業期間2年目において臨床試験または、大型動物を用いた試験を実施する研究開発課題が望ましい。事業期間中にEXITを見据えた事業計画書を作成することを必須とし、事業計画書に基づく起業を目指します。さらに、事業終了後1年以内の資金調達の実現、事業終了後3年以内に臨床研究・治験への移行、または、5年以内に上市、臨床研究・治験実施の場合は7年以内に上市を目標とします。

(3) ヘルスケア関連製品・サービス開発
ヘルスケア産業の発展に資する製品・サービス(個人や職域における健康増進・Personal Health Record関連サービスの発展・介護需要の新たな受け皿の整備・エビデンスに基づく製品サービスの研究開発に資するもの等)を対象とし、また、健康維持・管理、高齢者・認知症当事者のQoL向上、介護する側の負担軽減等の課題に対して、従来の支援方法や他の機器を用いた場合と比較して優位であり、かつイノベーションにより新たな価値を提供するヘルスケア機器など、国内外へ広く普及し、大きなリターンを見込めるヘルスケア機器、non-SaMD等の開発を主な対象とします。介護現場等の解決すべき課題・ニーズに基づくシーズの発掘が既に完了しており、実社会環境での実証を見据えた福祉機器研究開発等を対象とする。医療機器該当性相談を受け該当性が否定されていること、または医療機器に該当しない明確な根拠があるものが望ましく、補助事業期間2年目において実社会環境での実証試験を実施するものが望ましい。事業期間中にEXITを見据えた事業計画書を作成することを必須とし、事業計画書に基づく起業を目指します。さらに、事業終了後1年以内の資金調達の実現、事業終了後5年以内の上市を目標とします。

3.研究開発フェーズ

本事業で主として対象とする開発フェーズ※は、応用フェーズ以降を想定しております。具体的には、本補助事業期間中に、「SUヘルステック研究開発」の採択研究者が、2年目にスタートアップ起業、事業終了後1年後までに資金調達を行うために必要不可欠な開発フェーズになります。なお、提案時すでに起業している研究者、起業経験のある研究者(創業メンバー含む)は、「SUヘルステック研究開発」の対象とはなりません。
※AMED『医療機器の研究開発マネジメント』による

医療機器の研究開発マネジメント

応募資格者

1.SU人材育成支援

研究者が実施する医療機器等の研究開発の支援が可能な研究機関等。実施する機関は、大学等と民間企業とを対象とします。
詳細については、公募要領をご参照ください。

2.SUヘルステック研究開発

大学等や民間企業等の研究者が対象です。
詳細については、公募要領をご参照ください。

公募期間

令和6年2月2日(金) ~ 令和6年3月4日(月) 13時【厳守】
※スタートアップ(SU)人材育成支援の締め切りです。スタートアップ(SU)ヘルステック研究開発の締め切りは3月6日(水)13時です。
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関及び研究者のそれぞれにおいて新規登録手続きや提出に係る承認作業等が必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。
AMEDではe-Radに登録された研究提案情報をダウンロードして評価システムに組み入れています。提案書の記載情報とe-Radへの入力情報に齟齬がないよう、提案前に双方の記載内容を十分確認してください。

詳細

詳細は下記サイトをご確認ください。
https://www.amed.go.jp/koubo/12/01/1201B_00094.html