“未来へのバイオ技術”勉強会「アニマルウェルフェアとWell-being〜貴方の愛犬と、ともに永く幸せに」

メンバーからのお知らせ メンバーからのお知らせ

伴侶動物・イヌの先進医療(再生医療、心電図データ解析、リキッドバイオプシー)について取り上げ、アニマルウェルフェアとWell-beingについて考えたい。

<開催概要>
 【開催日時】 2023年12月12日(火) 14:00~16:30
 【会場】 Zoom配信
 【定員】 500人
 【主催】 (一財)バイオインダストリー協会
 【後援】 (公社)日本農芸化学会(予定)
 【協 賛】 (公社)日本生物工学会(予定)

伴侶動物・イヌの先進医療について取り上げ、アニマルウェルフェアとWell-beingについて考えたい。
本セミナーでは、犬における再生医療、心電図データ解析、リキッドバイオプシーの展開について紹介する。

<プログラム>
14:10~14:50
再生医療で人も犬も幸せに
枝村 一弥 氏(日本大学生物資源科学部獣医学科 教授)
日本大学と慶應義塾大学の共同研究グループが、世界初となる臨床グレードのイヌiPS細胞を開発。(株)Vetanicではその技術を活用し、動物再生医療サービスの実用化を目指して、独自の動物iPS細胞を 活用した動物向け再生医療製品を開発している。
その第1弾がイヌiPS細胞由来のMSC(間葉系幹細胞)で、炎症性腸疾患やアトピー性皮膚炎などの免疫疾患の治療に効果を見込んでいる。
近年はOne Health, One Welfareという考えが注目され、エビデンスの相互活用が望まれている。
人で進められている再生医療を 動物に還元し、さらに動物再生医療を通じて人の医療にエビデンスを提供することを目指している。

14:50~15:30
犬の肉球から心電図データを取得しデータを可視化する装置およびAIシステム
藤原 健真 氏((株)HACARUS 代表取締役 CEO)
「少ないデータで使えるAI」を提供する(株)HACARUSは、物産アニマルヘルス(株)と共同で、動物の 肉球(足の裏)から心電図データを取得・可視化する装置およびAIシステム『HACARUS MD/あにさぽ®ハートチェック』を開発した。この製品は動物向け医療機器で、⽝への負担が少なくスピーディかつ正確な ⼼電測定を実現。測定開始から約1分後には結果を表⽰でき、その場で解析結果を確認可能である。

15:30~16:10
犬のがん発見検査システム「リキッドバイオプシー」の事業化
伊藤 博 氏((株)メディカル・アーク 代表取締役)
わずかな血液でイヌのがんを発見する世界初の革新的検査事業が全国の登録指定動物病院にて、正式に本格スタートした。伴侶動物(ペット)のがんは、ヒトの5~7倍で進行するため、早期発見・早期治療が重要である。
血液1滴でヒトのがん早期発見を実現したエクソソーム研究の世界的権威、東京医科大学 の落谷 孝広教授の支援を受け、伴侶動物向けに事業化し、がん種の特定を高い感度と特異度で補助的に判別を可能にした。
血液中のマイクロRNAを測定する為、正確な材料採取による方法を決め、検査依頼から判定結果報告までをシステム化した。既に特許も出願されている。

16:10~16:30
総合討論

<参加方法>
【講演会参加費】
 無料
  マイページにログイン後、下記フォームよりお申込みください。
  ※マイページログイン ⇒ https://www.jba.or.jp/login/
  ※セミナーのお申し込みには、マイページのご登録が必要となっております。

【お申し込み締め切り】
 12月10日(日)
  ※参加者名簿は主催者・講師等で共有いたします。
  ※参加登録完了後に申込完了メール、前日にリマインドメールを送信いたします。
  ※セミナーURLは申込完了メールとリマインドメールメールに添付いたします。
  ※メールが届かない場合は、下記担当者にご連絡下さい。

<詳細>
 詳細は、下記をご覧ください。
 https://www.jba.or.jp/event/well-being/