開催概要
厚生労働省・文部科学省・経済産業省の三省が定める「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」は、バイオバンクにおける試料・情報の受入れや、それらを利用する研究に関する倫理的なルールを定めています。この指針は、旧ゲノム指針や旧疫学指針などを統合しながら発展してきた経緯があり、その後も個人情報保護法の改正やゲノム情報を取り巻く制度整備などを受け、繰り返し改訂が行われてきました。その結果、バイオバンクに関する規定の解釈が複雑化し、関係者の間でも理解や運用に違いが生じる場面が見られています。
現在、政府の三省合同会議において約1年にわたり議論が重ねられ、倫理指針の改訂手続きが進められています。
また、バイオバンク運営にも大きく関わる個人情報保護法の「3年ごと見直し」についても、国会審議を経て具体的な改正スケジュールが見え始めています。複数人のデータを集計・加工した統計情報の取扱いなども重要な論点となっており、今後の倫理指針にも影響を与えることが想定されます。
本フォーラムでは、これらの制度改正を踏まえ、バイオバンクとして今後どのような対応が求められるのか、新たな制度や仕組みに期待されることは何か、さらには倫理指針と法制度、人を対象とする研究との関係について、改めて多角的に議論します。バイオバンクに関わる皆さまが意見を交わし、今後の方向性を考える機会となれば幸いです。
名称
第11回バイオバンク オープンフォーラム「指針改訂・法改正とバイオバンク」
会期
令和8年8月5日(水)16時00分~18時30分
会場
Zoomウェビナー形式で開催
参加費
無料
参加申込み
下記リンク先の参加申込フォームより、事前にご登録ください。
申込締切:令和8年8月4日(火)
事前登録にご協力をお願いします。
【定員】500名(オンライン)
プログラム
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 16時00分~ | はじめに |
| 16時10分~16時30分 | 講演1 「倫理指針見直しをめぐる状況ー合同会議での議論と残された課題」 横野 恵 (早稲田大学 社会科学部 准教授) |
| 16時31分~16時51分 | 講演2 「倫理指針改訂を巡る議論は市民にはどのようにみえるのか」 佐々 義子 (NPO法人 日本バイオ技術教育学会 理事) |
| 16時52分~17時12分 | 講演3 「倫理指針改正とバイオバンク利活用ー製薬企業の研究実務の観点から」 大林 久佐邦 (日本製薬工業協会 研究開発委員会 専門副委員長/倫理指針対応タスクフォースリーダー) |
| 17時13分~17時33分 | 講演4 「バイオバンクに関する法制度設計上の課題」 米村 滋人 (東京大学 大学院法学政治学研究科 教授) |
| 17時34分~17時54分 | 講演5 「2026年個人情報保護法改正動向と事業者に求められる責任」 佐藤 一郎 (国立情報学研究所 情報社会相関研究系 教授) |
| 17時54分~18時14分 | 講演6 「改正個人情報保護法の方向性と影響」 板倉 陽一郎 (ひかり総合法律事務所) |
| 18時15分~18時30分 | 総合討論 まとめ・閉会 |
主催
東北大学東北メディカル・メガバンク機構
(次世代医療実現バイオバンク利活用プログラム(次世代医療実現推進プラットフォーム・ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)「次世代医療実現推進のためのバイオバンク・ネットワーク構築とバイオバンク利活用促進に関する研究開発」による)
協賛
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
お問い合わせ先
バイオバンク オープンフォーラムに関するお問い合わせ先
バイオバンク オープンフォーラム運営事務局
※事務局は、令和8年度研究分担機関である(一社)日本生物資源産業利用協議会(CIBER) が担当しています。
Email:biobank-openforum”AT”biobank-network.jp
AMED事業に関するお問い合わせ先
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構
データ利活用・ライフコース研究開発事業部 次世代医療データ利活用推進課
次世代医療実現バイオバンク利活用プログラム(次世代医療実現推進プラットフォーム・ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)
E-mail:genome-support“AT”amed.go.jp
※お問い合わせは基本的にE-mailでお願いいたします。
※E-mailは上記アドレス”AT”の部分を@に変えてください。