国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、再生・細胞医療・遺伝子治療分野において世界トップクラスの研究者がその研究内容を紹介する「令和6年度AMED再生・細胞医療・遺伝子治療公開シンポジウム」を以下のとおり開催します。
再生医療の本格的なプログラム発足から12年、AMED発足からまもなく10年を迎えます。
これまでに、組織中の細胞から作った皮膚、角膜、膝軟骨などを用いた再生・細胞医療、体内外で遺伝子を導入する遺伝子治療によるがん、難病などの臨床応用、さらには再生医療技術の異分野応用もされ始めました。AMEDは具体的な臨床実装へ向けて、引き続き研究開発を支援し社会に展開していきます。
本シンポジウムでは、再生・細胞医療・遺伝子治療の分野で世界をリードする研究者が、iPS細胞や異種移植をはじめとする最新の研究の状況をわかりやすく解説します。また、一般には公開されることの少ない大学研究室や細胞製造施設の内部を紹介する動画の上映や、「再生・細胞医療・遺伝子治療の過去10年と未来への展望」をテーマとしたパネルディスカッションも行います。
プログラム
開会挨拶
13時00分 ~
三島 良直
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)理事長
中石 斉孝
内閣府 健康・医療戦略推進事務局長
五十嵐 隆
再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト プログラムディレクター/国立成育医療研究センター 理事長
講演1
13時10分 ~ 「はたらくiPS細胞」
阿久津 英憲
再生・細胞医療・遺伝子治療研究開発課題(基礎応用研究課題) プログラムオフィサー/国立成育医療研究センター 研究所 再生医療センター 再生医療センター長
講演2
13時22分 ~「再生心筋細胞移植による、重症心不全治療法の開発」
福田 恵一
慶應義塾大学 医学部 名誉教授/Heartseed株式会社 代表取締役社長
<モデレーター> 阿久津 英憲
再生・細胞医療・遺伝子治療研究開発課題(基礎応用研究課題) プログラムオフィサー/国立成育医療研究センター 研究所 再生医療センター 再生医療センター長
施設紹介1
13時55分 ~「ゲノム編集ラボさんぽ」
真下 知士
東京大学 医科学研究所 教授
<モデレーター> 弦巻 好恵
ノバルティスファーマ株式会社 バリュー&アクセス本部 医療連携戦略 シニアリード
講演3
14時35分 ~「異種移植ってなぁに」
横尾 隆
東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科 教授
<モデレーター> 菱山 豊
再生・細胞医療・遺伝子治療研究実用化支援課題 プログラムオフィサー/順天堂大学 革新的医療技術開発研究センター 特任教授
施設紹介2
15時20分 ~「ぶらり細胞工場探検」
土田 敦之
S-RACMO株式会社 代表取締役社長
<モデレーター> 長村 登紀子
東京大学 医科学研究所 附属病院 病院教授
パネルディスカッション
15時50分 ~「再生・細胞医療・遺伝子治療の10年と将来ビジョン」
岡野 栄之
再生・細胞医療・遺伝子治療研究中核拠点 プログラムスーパーバイザー/日本再生医療学会 理事長
高橋 厚妃
日経バイオテク 記者
<モデレーター> 畠 賢一郎
QbDに基づく再生医療等製品製造の基盤開発事業 プログラムスーパーバイザー/再生医療イノベーションフォーラム 代表理事副会長
閉会挨拶
15時50分 ~
岡野 栄之
再生・細胞医療・遺伝子治療研究中核拠点 プログラムスーパーバイザー/日本再生医療学会 理事長
参加費
無料
定員
1,200名(事前申し込み先着順)
主催
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
詳細
下記URLをご確認ください。